2008年9月10日水曜日

CRTと液晶を比較

今日はよく言われている、液晶とCRTの表示遅延(グラボが信号を出してから、モニタに表示されるまでの時間)の差に付いて、できる範囲内で検証してみようと思う。残像に関しては言及しているサイトも多々あるため、今回は残像に関しては言及しない

●使ったもの
・Mitsubishi RDF
191S (CRT)リフレッシュレート100Hz
・BenQ X2200W    (液晶)リフレッシュレート60Hz
・FlashPlayerEX    (Flash再生アプリ)
・flash reaction     (反応速度計測Flash)

●実験その1










こんな感じで、反応速度計測Flash
の真ん中の赤い玉を、二つのディスプレイにまたがるように配置、色が赤→黄色に変わる瞬間を目を凝らして観察する

・結果
ぼけっとしていたらわからないかもしれな
いが、CRTの方がわずかに(0.1秒もない位だろうか?)早く黄色に変わる。かなり繰り返し行ってみたが、気のせいではないと思われる。

●実験その2
先ほど使った反応速度計測Flashを、CRTと液晶の画面上で各10回計測。一番良かったスコアを比較する。集中力減退による条件の差を極力減らすため、CRT使用時と、液晶使用時には5分ほどインターバルを入れた。

・結果















注:上がCRT,下が液晶の結果




明らかにCRTの方が良い結果が出ている。液晶の方を後で計測したため、5分間のインターバルを置いたとはいえ、集中力減退やその他要因による、条件の差も完全にないとは言い切れないが、液晶の方で0.17秒台を出すのは相当集中していないと厳しかった。正直液晶の3回目で0.16秒が出ているのはかなり奇跡的だったと思う。
身体のコンディションの差の可能性も否めないが、液晶の方がスコアにバラつきが大きかったことも追記しておく。


結論
今回の即席検証環境では細かい数値まではわからないが、0.02秒程度の、体感でも感じれる程度の遅延が液晶にはあるということが分かった。リフレッシュレートが違っているから同じ環境に揃えていないという指摘もあるかもしれないが、CRTを使用している人なら大抵100Hz以上で使用しているだろうと思われる為、リフレッシュレートを揃えた検証は割愛した。
今回の結果は、あくまでも俺の使っているCRTと液晶で比較した結果の為、どの機種を比較してもこの結果が出るとは限らないので、その点はご容赦頂きたい。

長文に疲れた為また明日!

3 件のコメント:

RedAce2 さんのコメント...
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RedAce2 さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。
RedAce2 さんのコメント...

negitakuから飛んできました!
ゲストブックにも書きましたが、フレンド申請ありがとうございます^^

反応速度はマウスによって結構変わってくるというのは自分で実験してわかってたんですが、モニターによってもそこまで違いがでるとは驚きです。
参考になりました><

話は変わって、よければブログ相互リンクでもしませんか!?

しかしgoogleのIDないとコメントできないって面倒ですねw