キーボードの反応速度に関する簡易的検証

先日、少しキーボードの反応速度について触れた(Steelseries 7GとRealforceの反応速度比較記事)のだけど、それを見ているうちに他のキーボードならどうなんだろう？という疑問が沸いたので、現状手持ちのキーボードいくつかで簡易的に検証してみました。なかなか興味深い結果が出たので書いておきます。

【検証に使ったもの】
1.kpointer
・キーボードでマウス操作を可能にするツール

2.reaction-time-trainer.swf
・反応速度Flashのswfファイル。

3.Flashplayer_10_sa_debug.exe
・swf再生用のプレーヤー

4.キーボード以下4機種
・FILCO Majestouch mini FKB100M　(USB接続)
・Microsoft Comfort Curve Keyboard 2000　(USB接続)
・HPの鯖機に付いて来たオマケキーボード　(PS/2接続)
・何か500円くらいだったゴミキーボード　(PS/2接続)

【検証方法】
・kpointerを使ってキーボードから擬似的にマウス左クリックを出来るようにして(キーボードAキーがマウス左クリックになるよう設定)、反応速度Flashを各10回(5本×10セット)やってその平均を取る。電話が鳴ったりよそ見をしてたりして、明らかに飛びぬけて遅くなったらやり直ししてます。あと慣れや疲れを考慮してそれぞれ若干時間を空けて試してます。
※最初はMouseEmulatorを使ったけど、Kpointerの方が色々と使いやすかったので最終的にこっちを使いました。

図)　↓これをやってます














【結果】
・FILCO Majestouch mini FKB100M・・・・・・・・0.220秒
・Microsoft Comfort Curve Keyboard 2000・・・・・0.229秒
・HPの鯖機に付いて来たオマケキーボード・・・・・0.263秒
・何か500円くらいだったゴミキーボード・・・・・0.249秒

思いのほか差がつきました。USB接続の二つが早い結果で、PS/2接続の二つが遅い結果になっていますが、ここは接続方式の違いなのか、はたまたコスト(価格)の違いによるものなのかは目下不明。何せPS/2接続の二機種が安物過ぎるわけで・・・

しかも試行回数が10回と少なく、若干信憑性に欠けるけど、まあ参考にはなるかな。印象的だったのはHPのキーボード。これは最高に集中してても一度も0.2秒を切ることはできなかった。


ひとまず今日得られた結論は

キーボードによってキー押下の反応速度は結構違う

ってことかな。
まあいずれにしても、明日USBでもPS/2でもどちらの接続も可能であり、なおかつ反応速度の速さを売りにしているSteelseries 6Gv2が届くので、USBとPS/2のどちらの接続でも試して比較すれば今回の検証が補完できると思いますので、残りの検証は明日以降になります。今回は若干消化不良ながらここで終わり。

2011年1/1追記
ちなみに、後日6Gv2が届いてから行った検証では、PS/2接続時0.202秒、USB接続時0.204秒となりました。

久しぶりにマジメな記事書いたなあ