2013年3月13日水曜日

Steelseries IKARI Opticalをレビュー(DRTCM38ファームアップテストもしてみた)

今まで見た感じの形状がド変態ぽいし、すぐ断線するみたいな評判を聞いてたので買ってなかったのですが、先日のCS:GOオフでbijyo選手がIKARI Opticalを持ってきていたのに触発されて買ってみました

以下の流れで簡単ながらレビューをしていきたいと思います。
1.形状
2.左右クリック、サイドボタン、ホイール
3.センサー
4.総評











【形状】
パッと見の形状はどう見ても変態形状マウスです。しかし、実際に握ってみると意外と普通です。
僕は割りと手が大きめなので薬指と小指の置く場所に毎回ちょっと悩むのですが、IKARIはココに薬指と小指を置け!と言わんばかりにちょっと凹んでるので、そこにピッタリ嵌り込む感じでフィットします。
全高は写真で比較したSensei[Raw]と殆ど同じで、底面積に対しての全高はかなり低く、動かしてみると重心の低さから来る安定感を感じます。



【左右クリック、サイドボタン、ホイール】
クリック感は取り立ててイイとも悪いとも感じない。凄く普通です…まあXaiやSensei系のクリックに大体似たようなもんですので、これ以上言及しません。

しかしクリック感以外で特筆すべき点があります。反応速度の速さです

反応速度フラッシュで何度か計測してみた結果、他の一般的なマウスと比較して0.01秒近く速い結果が安定して出る感じです。まあ100分の1秒なんて、体感できる水準ではないし気にしないって人が大多数とは思いますが、数字に現れると少し嬉しい項目の一つです。

サイドボタンはしっかりした押し心地。誤爆はまず無いけど非常に押しやすい位置に配置されている為、実用性十分です。まあ僕はサイドボタンをマルチFPSで使わない派ですが…

ホイールに関してはちょうどいい感じのノッチ感がありコリコリっとした感じ。今のところホイールが勝手に動くようなことは一切無いので安心して使えます。
ボタン押下重量は軽めなので、何かbindしても十分実用範囲内です。


【センサー】
ポーリングレートは近年のマウスでは珍しい1000Hz固定、dpiは400、800、1600から2つを選択でき、ワンボタンで切り替えが可能です。まあちょっと古さを感じさせる仕様ですね。

Qck+等の無地のパッドなら必要十分の限界です。特に体感出来るレベルの加速やネガティブアクセルも無く、枯れた安定性を持つセンサーだと感じました。しかし、不具合が起きやすい柄物パッドの代表格とも言えるQckLE fnaticだとちょっと素早く動かしただけで明後日の方向にポインタが飛ぶので、柄物だと実用は無理だと判断しました。

特筆して書いておくべきポイントは若干強めの直線補正(以下補正)です。まあ補正がどうこう言われだす前に発売された光学マウスなので、別に補正があるからって特別なポイントでもないのですが
どういうわけか最近は補正が弱いセンサー=いいセンサー、みたいに世間で言われてるせいか、近年発売されるマウスが軒並み補正が弱め~殆ど補正の無いマウスばかりで、補正好きの僕としては寂しい思いをしていました。

補正があると、自分の操作が思い通りにAimに反映しないからクソじゃん!と思われるかもしれませんが、そんなこと無いです
人間、機械じゃないのだから完全に自分のイメージ通りにマウスを動かせてるわけはないですので必ず無駄な上下動があるはずですし、撃ち合いの時は若干の補正があるセンサーの方が安定感が出ると自分としては思ってます。以前にSenseiを購入したのも、直線補正の調整機能に心惹かれてのことでした。

この場を借りて再び補正の良さが見直されることを祈っています。


【総評】
変態な外見ながら、実際に使ってみると中身は枯れた安定感のあるシブいマウスだと感じました。
最近のマウスに多いdpiもポーリングレートも自由に設定でき、サイドボタンにマクロも設定できてセンサーも超パワフル!みたいな高機能さはありませんが、自分はこういうシブいの大好きなのでしばらく使おうと思ってます。

古いマウスであり、尚且つ過去に4亀でCrize選手の詳細なレビューもありますので今回はあまり気合を入れずに書いたので短いですが、今回はこれくらいにしときます。


【追記】
DRTCM38のファームウェア及びダーマコントロール(設定ツール)をアップデートしてみましたが、何も変わらず僕の環境では遅延してました…ダーマポイントが言うには、現在彼らのテスト環境では遅延を確認出来ておらず、製品の不良性ではなく各ユーザの環境に依存している問題ではないか、という見解だそうですので、もう諦めてDRTCM38は文鎮にでもしようとおもいます。
ではまた。


【更に追記】
CS1.6でワンタッチでボリューム変更が出来るマクロを教えろとコメントがあったので、ここに書いておきます。確か矢印キー上下で変更です。


bind "UPARROW"      "de.volup;spk fvox/blip"
bind "DOWNARROW"      "de.voldn;spk fvox/blip"
alias de.vol0      "volume 0.00; de.modtde; motd_write Volume: Mute []; de.motdit; alias de.volup de.vol1; alias de.voldn de.vol0"
alias de.vol1      "volume 0.01; de.modtde; motd_write Volume: 0.01; de.motdit; alias de.volup de.vol2; alias de.voldn de.vol0"
alias de.vol2      "volume 0.03; de.modtde; motd_write Volume: 0.03; de.motdit; alias de.volup de.vol3; alias de.voldn de.vol1"
alias de.vol3      "volume 0.05; de.modtde; motd_write Volume: 0.05; de.motdit; alias de.volup de.vol4; alias de.voldn de.vol2"
alias de.vol4      "volume 0.08; de.modtde; motd_write Volume: 0.08; de.motdit; alias de.volup de.vol5; alias de.voldn de.vol3"
alias de.vol5      "volume 0.10; de.modtde; motd_write Volume: 0.10; de.motdit; alias de.volup de.vol6; alias de.voldn de.vol4"
alias de.vol6      "volume 0.12; de.modtde; motd_write Volume: 0.12; de.motdit; alias de.volup de.vol7; alias de.voldn de.vol5"
alias de.vol7      "volume 0.15; de.modtde; motd_write Volume: 0.15; de.motdit; alias de.volup de.vol8; alias de.voldn de.vol6"
alias de.vol8      "volume 0.17; de.modtde; motd_write Volume: 0.17; de.motdit; alias de.volup de.vol9; alias de.voldn de.vol7"
alias de.vol9      "volume 0.18; de.modtde; motd_write Volume: 0.18; de.motdit; alias de.volup de.vol10; alias de.voldn de.vol8"
alias de.vol10      "volume 0.20; de.modtde; motd_write Volume: 0.20; de.motdit; alias de.volup de.volmax; alias de.voldn de.vol9"
alias de.volmax   "de.modtde; motd_write No HigHeR VoLuMe [MAX]; de.motdit"
alias de.volup      "de.vol6"
alias de.voldn      "de.vol4"
alias de.motdit    "dev1; motd; dev0; motdfile motd.txt"
alias de.modtde   "motdfile dE_EchO.txt"
alias dev1       "developer 1"
alias dev0       "developer 0"

1 件のコメント:

アイリス さんのコメント...

この前放送にいったものです~

DRTCM38の遅延って結局ユーザの何の環境に依存してるんですかねwそこを知りたいですよね。