2011年11月2日水曜日

SteelSeries Sensei 1stインプレレビュー














今回は久方ぶりのデバイスレビュー。SteelSeries Senseiです。
発売日4日前にAmazonで予約していたのにも関わらず、発売日に発送すらされていないのに業を煮やしてキャンセル。Arkで頼んだら速攻来ました!
Amazon死ね!Ark生きろ!

今回のレポは大体いつもどおり、以下の流れの中で感じたことを列記する方式で行きます。文体がですます調とである調でバラバラですが面倒なので統一しない。
製品のスペックに関しては公式のページ見れば済むことなので、あえて載せることはしません。

1.形状
2.左右クリック、サイドボタン
3.センサー性能
4.センサー設定模索
5.総評


1.形状
○非常にシンプルなカタチをしたマウス。一番近い形は恐らくWheel Mouse Optical(WMO)だと思う。WMOを全体的に低く構えさせたイメージ。と言えばかなり近い。とは言ったものの、一番高い部分はWMOとほぼ同じ。先端にいくに従って低くなっているのだけど、その角度がWMOより急で全体的に低い印象になるのだと思う。サイドはKINZUに近いサラサラ系のツヤ消し仕上げ。上部はメタリックな塗装をされた半ツヤプラ。上部はツヤツヤしてるけどイヤなベト付きは皆無なので安心
○重量はコード抜きで100グラム強(DAとかと同じくらいですね)。今まで使っていたのが軽量化したWMOなので重すぎるかもと心配したけれど、重心の関係かそこまで重く感じない
CS1.6でDMを数MAPほどやってみたけれど、重さで手が持たないということは無かった。
安定感はあるのに、鈍重さを感じないのは恐らく筐体がさほど大きくないこと、それと背が低い為DRTCM12やWMOで感じる腰高感や爪先立った感じが無いからじゃないかと思う。


2.左右クリック、サイドボタン
○ストロークは短くて押した感じはとっても良好です。新ロットのKINZUのようなカタさは全く無い。サイドボタンは左側面に関しては非常に使いやすいですが、右側面のサイドボタンは
OFFにしておく方がよいかもしれません。薬指で普通に誤爆します。まあここは左利きの人用と割り切っても問題ないかと。ホイールの回転・ホイールクリックも程よい感じで全体的にソツ無く作られてます。


3.センサー性能
○相当パワフルなレーザーセンサー。125Hz、250Hz、500Hz、1000Hzと用意されているのだけど、一番追従性が低いと思われる125Hzですら手持ちのマウスパッドのどれで180度の全力振り向きでネガティブアクセルやポインタ飛びは無かった。因みに試したパッドはQck+、Qck+ LE fnatic、飛燕VE、Gliathus Speed、G-TFの5種類。
一部チョンゲ等で必須の125HzだとWMOはネガティブアクセル祭り状態なので、コレは素直にありがたい性能です。ただ、デフォルトの状態で微妙な加速が掛かってるような気がしますゆっくりウデを振った時と、スパっとウデを振った時で若干の差が出る感じがします。わかりにくい表現かもしれませんが、感覚的にはKINZUのデフォルト加速の2割程度の加速感といったところです。(※正確な検証はしてないので、加速してるような気がする。というレベルに留まります。普通に使ってたら気づかないレベルだと思います)
加えて、後述するセンサー設定で補正の掛かり具合を設定できるのですが、0にしても弱い補正が掛かっていますので、補正を完全に切ることも出来ないようです。



4.センサー設定模索
Senseiはかなりセンサーに関する設定項目に富んでいます。具体的には
・CPIの1~11700くらいまで自由に設定可能(Exactsens)
・補正(Freemove)
・加速(Exactaccel)
・逆加速(Exactaim)
・リフトオフディスタンス(Exactlift)
の5項目です。カッコ内はSteelseriesのつけた機能名称です。ここからは各項目の説明と考察をしていきます。


・Exactsens・・・・CPI(DPI)を1~11700までの範囲で自由に設定できます。まあ10,000以上もCPIあっても無駄だと思うし、事実Steelもソレを認めてる発言もしてますので、WMOと同じ400に設定。
・Freemove・・・・補正の無いWMOを長いこと使ってきた経験上、主観ではありますがCS1.6は、少しの補正があったほうが絶対置きAimや撃ち合いがし易く、安定すると思っているので0~10まで試してみましたが、3~4程度で大体KINZUと同じくらいの補正が掛かります
KINZUの補正は若干強すぎると感じているので2に設定しました。2でもDRTCM12やDA等よりほんの少し強めの補正が掛かりますが、これが自分の中ではベストでした。正直この機能が一番使える機能だと思います
10とかにしたら斜めの視点移動すらろくにできなくなるので、6以上とかは半分ネタな気がします。
・Exactaccel・・・・所謂加速ですが、Senseiのセンサーはどうやらデフォルトで微加速している様なので、1~2掛けたらKINZUのセンサーの様な感じになり、それ以上掛けたらちょっと一般的なCS1.6プレイヤーだと使えないかな…という印象でした。10とか掛けたらエライことになります。その辺は半分ネタでしょう。
・Exactaim・・・・逆加速、というと理解しづらいかもしれませんが、要はゆっくり動かした際だけセンシが下がり、一定以上の速度の時になった時もとのセンシに戻るというモノらしいです。正直使いどころが分からないので割愛。
・Exactlift・・・・一応リフトオフディスタンス(以下LOD)を設定出来る機能です。デスクトップ上ではあまり体感できませんが、実ゲーム内では視点移動+マウス置きなおしを同時に行うので結構差が出ます。同じレーザーマウスのDRTCM15でも同様の機能が有りましたが、DRTCM15の方は全然機能してなかったのでSenseiはかなり優秀です。デフォルトの40%で自分はちょうどよかったので、特段変更してません。

5.総評
左右どちらの利き手でも使えるクセの無い形状とサイドボタン、パワフルなセンサー、現行のマウスの中で最も広い設定可能範囲を一般的なマウスの重量で抑えている点はとても評価できるモノだと思います
特にセンサーの補正の調整幅はこれを探してたんだ感があります。ネックは10,000円以上する価格ですが、耐久性がそこそこならば十分10,000円超の価値はあると思います。
懸案事項だった重さも不思議と気にならないし、僕の中ではメインマウス決定です。
今回はSteelseries初の光るマウスであり、その上現実的じゃないDPIを備えているのでSteelseriesは表示スペック主義に宗旨替えしたのかと思いましたが、そんなことは全くなかった。すげーいいマウスです。
社員じゃないですが是非買って試してみて欲しい。

因みにハードウェアマクロを全ボタンに割り振ることが出来る機能もあるのですが、CS1.6では使う機会が無いし需要も無さそうなので割愛します。マクロが気になる人は申し訳ないけどよそで調べてください。


まだ今日届いたばかりなので、数時間しか使ってませんが、今後気づいたことがあったら追記していきます。ではまた~

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

X軸Y軸個別設定なんてあるんですか?ExactSensはCPI2種類を切り替える機能だと思うのですが・・・違ってたらすいません。

匿名 さんのコメント...

wmoから本格移行ですか?ちょっと先生みくびってましたw
それとQcK fnaticのレビューも見てみたいです