今回はタイトルにレビューと入れてないのは、そこまで力を入れて書こうとは思ってないからです。
しかしながらマウス自身の性能は割りと驚いたので、時間がかかる写真や他マウス等との比較等を大幅に割愛(手抜き)して、全体的に適当に本マウス、エレコムM-XG3GBKの紹介をしたいと思います。
メーカーHP:http://www2.elecom.co.jp/peripheral/mouse/m-xg3g/
○全体の形状
一見してイロモノっぽい、どう見ても地雷マウス風な風貌。しかし持ってみるとそこまで変態でもない。IKARIを小さくして親指の当たるところをエグり込んだような感じ?
親指と薬指が当たるところには、ラバーっぽい塗装とかじゃなくて本物のゴムが貼ってあり相応のすべり止め効果はある感じ。上面のシルバーの部分は安っちい質感で、まあ値段相応って感じ。
重量は測ってないから正確にはわからないけれど、ごくごく普通。DAよりちょっと軽い感じ?
ソールはデフォのやつがそこそこ滑るので、張替えなくても問題はなさそうだけど例によってHyperGlide MS-3に張替えて使ってます。
コードは赤い少し細めの布巻きコード。一般的マウスよりちょっとだけコードが短い。コストカットなのか?
○左右クリック、サイドボタン
オムロンスイッチが奢られているという触れ込みだけあって、そこそこ良好。ただしガワの厚みがそれなりにあるせいか、あくまでもそこそこって感じ。
サイドボタンは4つ。親指の横と左クリックの左端の方にそれぞれ二個づつ装備。確かロジのG100か何かがこんな感じでクリックの端っこの方にあったっけ。両者ともかなり使いやすい!ただし左クリックのとこのサイドボタンは極稀に雑に扱った時誤爆する。
ちなみにホイールにはチルト機能が備わっているので、チルトも他操作の割り当てに使えば一般的5ボタンマウスに追加で6個の割り当てが可能になる。
○センサー特性、性能
この価格(3,000円程度)でAvagoのADNS-3090センサー+オムロンスイッチ搭載!というのがウリなだけあって、センサー性能はバッチリ。補正は殆ど感じない。
一応ADNS-3090センサーって何ぞという人向けに説明しとくと、DRTCM37、ZowieAM,FK,EC1evo,EC2evo,SteelseriesKanaV2他色々なゲーミングマウスに使われてる、現状の光学センサーではまあトップクラスの性能を持ってるセンサーです。
ちなみに設定ツールで50dpi刻みに50dpi~4000dpiまで幅広く設定可能。
この設定ツール、特筆すべきなのはLoD(Lift off Distance)の設定範囲。大体ツール数値で600程度が適正な感じなのだけど、無茶苦茶低くもできるし数センチ持ち上げても反応するレベルまで高くもできる。これほどLoDの設定範囲が広いマウスは初めて見た。優秀ですね。
○マクロ機能
このマウス、過去のセンサー及びスイッチ等が実用水準に達しているゲーミングマウスには全く存在しなかった、ものすごい機能が搭載されています。
よくあるマクロ機能は、決まったキーを連続で操作したり、ボタンを連打したりする程度。まあ良くて1ミリセカンド単位のwaitが入れられる程度でした。
しかしこのマクロはカーソルの座標まで操作が可能です。
カーソルの座標操作が出来るってどういうこっちゃという人の為に説明しとくと、要は1ボタンでカーソルにまで事前に設定した動きを反映させることが出来るということ。具体的に言うなら、ぽちっと1回サイドボタンを押しただけで、画面の左上の特定位置で左クリック、続けて画面右上の特定位置で右クリック、続けて画面ド真ん中で1ミリセカンド間隔でスペース連打。みたいな一連の動作をワンボタンで再現可能ということです。
これ、ゲームによってはかなりグレーというか若干黒に踏み込んでる感ありますね。MMOなんかではかなり役に立つ局面もあろうかと思われます。
FPSでは効果的な使い道は特段なさそうですが、恐らく調整すればワンボタンで180度振り向きとかも出来ると思われます。こんなことできちゃうマウスをSteelseriesやRazerが出したら、ものすごく叩かれるはず。
○総評
ゲーマーからしたら選択肢に入るわけがないと思われてたエレコムから、とんでもない高コストパフォーマンスのマウスが飛び出した感があります。正直総合的な出来の良さに驚かされました。MMOもFPSも何だってソツ無くこなせるお買い得マウスです。おすすめです。買っときましょう。
次回は先日購入したマイクとマイクアームのレビューをしたいと思います。ではまた。
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1 件のコメント:
エレコムのマウスって興味わきますね(。>д<)
応答速度はどれぐらいのものですか?
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